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MAXON VOP9 レビュー
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- 2009/12/04(Fri) -
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MAXON VOP9は2007年に新9シリーズとして発売されたオーバードライブペダルです。
![]() ![]() Stevie Ray Vaughanの使用で今や伝説となったTS9=Tube Screamer系のペダルですが、 これは単なるリイシュー品ではなく4PDTメカニカル・スイッチのトゥルーバイパス、18V昇圧回路の採用、 そしてMADE IN JAPANにこだわった新設計のペダルです。 定価\23,100です。 ちなみにRay Vaughanが当時使用したのはIbanez TS-808とIbanez TS-9ですが、 年代によって多少違いはありますが基本的に中身はそれぞれMaxon OD-808、OD-9と同じです。 どちらも日伸音波製作所で生産され、 Ibanez 輸出用 MAXON 国内用 ということです。 余談ですが常日頃疑問に思っていることですが、 国内用はオーバードライブ(OD)なのに海外用はなぜチューブスクリーマー(TS)なのでしょうか? Ibanezは昔は『イバニーズ』と言っていましたがいつの頃から『アイバニーズ』と言う様になったのでしょうかね? TS9はモディファイ物がたくさんでていますね。 たぶん一番モディファイされているペダルではないでしょうか? ![]() そしてモディファイ物で多い改造は、 トゥルーバイパス化とオペアンプを当時の物に変更することですね。 当時使われていたオペアンプはJRC4558Dというものですが、 同じJRC4558Dでもつやありとつやなしがあって『艶有りJRC4558D』は音抜けが違うと特にありがたがられています。 JRC4558Dは、当時は安物のラジカセにも使われていたようですが今は生産されていないため リサイクルショップで昔のラジカセを探して自分で取るか、デッドストックをネットで買うかしかありません。 ![]() ちなみにVOP9に使用されているオペアンプはNJM4558Dです。 基本的にはJRC4558Dと同じ設計です。 JRC(日本無線)→社名変更してNJM(新日本無線)になっただけ。 ただし現在は生産は東南アジアのようです。 モディファイ物に市場を荒らされているためか本家Ibanezからも トゥルーバイパス、ポイントtoポイント配線ハンドワイヤリングのTS-808の高級仕様がでました。 ハンドメイドの限定品で月産数個。 オペアンプは『艶なしJRC4558D』が使われているようです。 価格もそれなりで定価\54,600(税込)です。 ![]() VOP9ですがスコヘンもメインペダルとして使用中(最近またSD9に戻った?)で 『ビンテージ物やモディファイ物と比べても比較にならないほどいい』と絶賛しています。 ドライブ最小にするとクリーンブースターとしても使えます。 Stevie Ray Vaughan |
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