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エレアコ用プリアンプの考察 その1
- 2009/11/22(Sun) -
今回はエレアコ用プリアンプ、DIについての考察です。

ライブハウスなどで
『エレアコはここに刺してください!』と言われる箱がDI (Drect Injection Box)です。
ちなみにプリアンプとは本来入力信号を増幅させる(ゲインを上げる)もののことです。

エレキギターはアンプの音をマイクで拾うのに、
エレアコやベースはDIを通してラインで卓に送ります。

エレアコからの信号は非常に微弱で外来ノイズに弱いため、
長い距離をPA卓まで送るにはノイズに強い信号に変えてやる必要があります。
 
              つまりDIとは

    ノイズに弱い信号をノイズに強い信号に変換
    
              難しくいうと
  
    ハイインピーダンスをローインピーダンスに変換
    
              あるいは
   
    アンバランス接続をバランス接続に変換
    
              簡単に
    
    普通のギターシールドの信号をXLRのキャノンケーブル用に変換
    
              するための箱と言うことができます。

ライブハウスなどでの定番というと
Boss DI-1か
bossdi.jpg
Countryman type85でしょうか。
cm.jpg
確かに2つとも昔からよく見かけます。
   
エレアコ専用のDIにはイコライザーなどプリアンプとしての機能を持つだけでなく、
リバーブ、ディレイなどマルチエフェクターの機能を持っているものまで様々なものがあります。


エレアコ専用DIの中で私のおすすめのものをいくつか紹介したいと思います。

<L.R.Baggs PARA ACOUSTIC DI> おすすめその1
paradi.jpg
私がすすめるまでもなく今やシェアNo,1のDIですね。
非常にナチュラルな出音でコストパフォーマンスを考えると
他に選択の余地はないくらいだと思います。
私も10年近く愛用しています。
最近では実売で2万円を切っていますね。

どこにでもあるので自前で持っている必要はないかも知れませんね。

  ただし使い方にはちょっとしたポイントがありますよ。

一番大切なのは

  適切なGAINの設定です(INPUTの左隣のGAINつまみ)。

  これでほとんどすべて決まるといってもいいくらいです。
  ここの設定だけは自分でやってくださいね。

エレアコには

  Takamine、YAMAHA、Taylorなどのメーカー製のエレアコのように
  電池を用いたアクティブ回路のプリアンプが最初からギター本体に付いているもの

  パッシブ回路のピックアップを後付けしたもの(電池なし)

などがありそれぞれ出力が全然違います。

PARA ACOUSTIC DIを使っていてストロークで音割れさせている人をたまに見ますが
あれは完全にDIでのGAIN設定が高すぎるからです。

アクティブ回路(電池が入っているエレアコ)の場合は、
GAINは9~10時方向くらいで十分です。
これ以上上げるとたいてい強く弾いた時に音が割れますよ。
 ↓ こんな感じで十分です。
paradi10.jpg
反対にパッシブ回路の場合は、
4時方向くらいまで上げた方がいい場合もありますがピックアップによってかなり違います。
paradi11.jpg

アクティブのエレアコで本体にイコライザーがついているならば本体で好みのカーブにすれば
PARA ACOUSTIC DIのEQは基本的にはフラットでいいように思います。
  
もうひとつのポイントはFX LOOPの活用です。
あまり使われていないようですが、
ステレオYケーブルを用いてここにディレイやコーラスをかけることができます。

 ↓ステレオYケーブル(一方が二股になっている)
ycable.jpg

こんな感じにつなぎます。
fxloopdi.jpg
 
リバーブはここでかけるよりもPA卓でかけてもらったほうがキレイにかかるのでここにはつなぎません。
PARA ACOUSTIC DIのFX LOOPにコーラスやディレイを少しかけてた後にPA卓でリバーブをかけてもらうと奥行きのある音になりますよ。おすすめです。

<Crews Maniac Sound DPA-2A> おすすめその2
crewsdi.jpg
crewsdi2.jpg
Crews maniac Soundのディスクリートプリアンプです。
プリアンプ部は高級オーディオの発想でICチップではなくトランジスタで組上げられたディスクリート回路です。
値段も違いますが音は明らかにPARA ACOUSTIC DIより上です。定価4万2千円。

尊敬するプロギタリストの渡辺格さんも以前お話した時に一つ前のバージョンのを愛用していると言われていました。

特徴はマグネットPUとピエゾPUと2chの入力を持ちそれぞれミックス可能です。
変則チューニング系のソロギタリスト御用達のM-Factoryのシステムのように
2つのピックアップをブレンドするタイプのプリアンプです。
もちろん単体PUでも使用可能です。

前回、おすすめ1で紹介したLR Baggs Dual sorceのように
ステレオYケーブルを利用すればピエゾとコンデンサーマイクを別々に出力可能なピックアップの場合には、
ギター本体でミックスして出力するより、キャノンかステレオYケーブルで出して外部プリアンプでミックスしてやる方が音がいいですし音作りの幅が広がります。

もうひとつの特徴はセンド、リターンの端子がありパラレルループを持つことです。
こちらにはディレイやコーラスをつないでWet100%(Level最大)にしておき本体のEFFECT BALANCEつまみでeffect量を調節できます。完全なパラレルループゆえA/D D/A変換による音痩せはありません。

ミュートスイッチはギターの持ち替えの際に便利です。

<L.R.Baggs Venue D.I.> 持っていないけどおすすめその3 
veneu.jpg
最近L.R.Baggsからも100%ディスクリート回路のDIがでました。
PARA ACOUSTIC DIの上位機種としてしての位置付けです。
早速試奏してきましたがかなりいいです。
これから自前でDIを購入予定ならこれが一番おすすめかも。



<FISHMAN AURA SPECTRUM DI> もってないけど気になる その1
fishman_proaurspc.jpg
FishmanからAuraシリーズの集大成のようなプリアンプが今月新発売されます。
Auraシリーズと言えば高品位なマイクシュミレーターを搭載したDIで有名です。
普通のエレアコをラインでつないでも

『エレクトリック・アコースティック・ギターのP.U.(アンダーサドル・ピエゾまたはマグネット)のサウンドを、実際にスタジオでマイク録音されたサウンドへ変換する』

というコンセプトのDIというかマイクシュミレーターです。

Auraシリーズにはギターの形状に合わせて、ドレッドノート用、コンサート用、ジャンボ用、ナイロン用などなど全6種類も発売されています。
完全にプロ仕様ですね。
6種類全部そろえたら大変な金額になるでしょう。

その集大成として新発売されるのがAURA SPECTRUM DIです。
搭載されているエフェクトはリバーブ類はなしでコンプのみです。
これを使うくらい音にこだわっている人は
リバーブだって高品位のラックのリバーブを使うでしょうから必要ないのかも知れませんね。


<ZOOM A 2.1u> 持っていなけど気になる その2
zoom-a21uac.jpg
ZOOMのアコギ用マルチエフェクターです。
今までアコギ用マルチエフェクターは
BOSS AD-8、BOSS AD-5、ALESIS AcoustiFXなど発売されるたびに試してきましたが
どれも満足できるものではありませんでした。

ZOOMのマルチも何だかcheapなイメージがあって敬遠してきました。
MARTIN D-45のモデリングとかGIBSON J-45のモデリングとか、コーラス、ディレイ、リバーブ、アンチフィードバックまで入って実売で1万5千円以下です。
安すぎます。かえって信用できません。

ところが、尊敬するプロギタリストの渡辺格さんが自身のblogで最近A 2.1uを使ってるがかなりいいと言われています。
(2009年7月13日の記事)

えっ!格さんがZOOMのマルチ?
また、少し前に打田十紀夫氏のライブを見た際、何と打田氏も足元にA2.1uを置いていました。

  『弘法筆を択ばず』ということでしょうか??

これは買わないわけにはいきません!

近々買ってレビューしたいと思います。
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